ダートで一時代を築き、当時の日本競馬史上最多となるGI&JpnI計10勝を挙げたホッコータルマエ。そんな彼が重賞初制覇を果たした12年のレパードSを振り返る。 ホッコータルマエは父キングカメハメハ、母マダムチェロキー、母の父Cherokee Runの血統。北海道・浦河の市川ファームの生産。10年のセレクションセールで1500万円(税抜)で取引された。栗東・西浦勝一厩舎から3歳1月にデビュー。2戦目で初勝利を挙げると、1勝クラスは3戦でクリア。オープンの端午Sで3着に健闘すると、続く1000万下の青梅特別を快勝。重賞初挑戦のジャパンダートダービーは5着に終わったが、中3週でレパードSに向かった。 外国産馬のイジゲンが単勝オッズ2.4倍の…