「アイビスSD・G3」(8月3日、新潟) 巻き返しへの準備は整った。ピューロマジックは栗東CWで併せ馬。オメガナビゲーター(4歳1勝クラス)の直後で気持ちを高ぶらせず、集中力を切らさないように細心のコントロール。ラスト1Fは11秒2の鋭い伸び脚で頭差先着。陣営の狙い通り、冷静さを保ったまま駆け抜けた。 手綱を取った安田師は「併走馬の後ろで姿勢良く、精神面を安定させて気持ちがオンにならないように。半マイルの時計(53秒6)も予定通りでエキサイトさせずに走らせることができた」と満足げな表情を浮かべた。 前走は海外初挑戦となったアルクオーツスプリント。結果は5着でも大きな収穫があった。あえて…