8月17日まで暑熱対策として競走時間帯を変更して開催される新潟サマーシリーズ。2週目のメインは、直線1000メートルで争われる名物競走「第25回アイビスサマーダッシュ」(8月3日、7R)だ。30日に東西トレセンで追い切りが行われ、ドバイ遠征帰りのピューロマジックがCWコースで帰国初戦の不安を全く感じさせない走りを披露した。 現役屈指の俊足が新たな戦術を模索し、ものにしようとしている。ピューロマジックの最終追いはCWコースでの併せ馬。オメガナビゲーター(4歳1勝クラス)を3馬身前に見てスタートし、道中は直後であふれるスピードを封じて“我慢”に徹する。ラスト1Fだけ解放されると瞬時に僚馬を捉えて頭だけ前に出た。4F53秒6?1F1…