◆第57回函館2歳S・G3(7月20日、函館競馬場・芝1200メートル、良) 　2歳世代最初の重賞に12頭が出走し、9番人気で単勝4870円のエイシンディード(牡2歳、栗東・大久保龍志厩舎、父ファインニードル)が逃げ切って、世代の重賞制覇一番乗りを決めた。今週から再来日したレイチェル・キング騎手は初コンビで、コスタノヴァで制した今年のフェブラリーS以来、5度目の重賞勝利。勝ちタイムの1分8秒4は、2016年にレヴァンテライオンがマークした1分9秒2を上回るレースレコードとなった。 　同馬は門別競馬でデビューし、2戦目のアタックチャレンジ2歳未勝利で初勝利。地方所属時は2戦ともダート1000メートルだった。前走後にJRAに移籍し、初め…