国内外でG1を7勝した3冠牝馬ジェンティルドンナ(牝16歳)が繁殖を引退することが15日、分かった。ノーザンファームの吉田俊介副代表が「繁殖牝馬を引退しました。今は功労馬として放牧地でのんびりしてもらっています。元気にしています。自分もすごいのに、子どももG1馬を出してすごい馬です」と説明し、偉業をたたえた。 同馬は栗東・石坂正厩舎からデビューし、12年に史上4頭目の牝馬3冠を達成。史上初のジャパンC連覇に加え、14年ドバイシーマCや有馬記念を制し、12、14年と2度の年度代表馬に輝いた。繁殖入り後は3番子の牝馬ジェラルディーナ(父モーリス)が22年エリザベス女王杯で産駒としてG1初V。デ…