国内外でG1を7勝した3冠牝馬ジェンティルドンナ(牝)が繁殖を引退することが分かった。16歳。ノーザンファームの吉田俊介副代表が15日、明らかにした。今後は功労馬として余生を過ごす予定だ。吉田副代表は「繁殖牝馬を引退しました。今は功労馬として放牧地でのんびりしてもらっています。元気にしていますよ。自分もすごいのに、子どももG1馬を出して、すごい馬です」と競走馬と繁殖牝馬として残してきた偉大な足跡をたたえた。 同馬は父ディープインパクト、母ドナブリーニの間に誕生した鹿毛馬。栗東・石坂正厩舎から11年11月にデビュー(2着)すると、2戦目に初勝利。3戦目となった翌12年シンザン記念で重賞初制覇…