日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月15日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。2日目は今年生まれた当歳馬が上場された。 上場番号418番「グレースアドラーの2025」(牡、父イクイノックス)は、1億5000万円で落札された。購買者は今年のダートクラシック2冠馬・ナチュラルライズ(牡3歳、美浦・伊藤圭三厩舎、父キズナ)を所有する吉岡寛行氏。 母は米G1馬。販売者のグランド牧場はここまで7頭を出品して5頭が“億超え”となっている。海外の強豪牝馬を多く繋養している強みが、いかんなく発揮されているようだ。…