過去の傾向から勝ち馬を探る「up to データ」。今週はサマー2000シリーズ第3戦「第61回小倉記念」を分析しよう。20年には3連単137万円馬券も飛び出した波乱含みのハンデ戦。今年は開催時期が早まり、23年エヒト、24年リフレーミングと連覇中の七夕賞組は連闘になるため不在。中京開催だった昨年も含めた過去10年の結果から勝ち馬&高配の使者に迫る。 ≪伏兵≫昨年、5年ぶりに1番人気が勝ったが、過去10年では3勝、3着1回と当てにはできない。ハンデ戦らしく伏兵の大駆けも頻発。16年には12頭立てブービー人気のクランモンタナが押し切りV。20年には格下のアールスターが14頭立て10番人気で最内から鮮やかに突き抜けた。小回りコースゆえ…