日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月14日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開幕した。初日は昨年生まれた1歳馬が上場された。 上場番号45番の「モシーンの2024」(牡、父キタサンブラック)は4億2000万円で落札された。母は豪州G1を4勝している名牝で、姉のプリモシーンは日本でマイル重賞を3勝。当セールでは兄のダノンエアズロック(父モーリス)が4億5000万円、兄のコジオスコ(父エピファネイア)が3億円で落札されている。 今年のダービー馬、クロワデュノールを輩出したキタサンブラックの産駒はここまで5頭上場で、すべて「億超え」と圧倒的な存在感を見せている。…