ブラックチャリス(牝2歳、栗東・武幸四郎厩舎、父キタサンブラック)に注目だ。デビュー戦(函館競馬場・芝1200メートル)は逃げ馬の後ろでうまく立ち回り、左ステッキ一発で悠々とかわしさった。ラストもまだ余力を残しているように見えたが、勝ち時計1分8秒2(良)は2歳コースレコード。2着のトウカイマシェリは2戦目で勝ち上がっており、レースレベルも高かった。素質を感じさせるには十分な勝ちっぷりだった。 南井助手は「完璧なレース。文句をつけるところがない。走るとは思っていたけど、想像以上」と初陣を評価。レース後も「カイバをがっついていたし、落ち着きもある」と順調そのものだ。 7月9日の1週前追い切りは、函館競…