「七夕賞・G3」(13日、福島) サマー2000シリーズ第2戦のみちのく決戦を制したのは、2番人気のコスモフリーゲン。3勝クラスを勝ち上がったばかりの5歳馬が、鮮やかな逃げ切りで重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。柴田大知騎手(48)=美浦・フリー=は20年ターコイズS(スマイルカナ)以来、4年7カ月ぶりの重賞勝ち。今後はサマーシリーズ制覇も視野に歩を進めていく。頭差の2着に1番人気のドゥラドーレス、3着には11番人気の伏兵オニャンコポンが続いた。 人馬の“絆”が決め手となった。マイペースの逃げを打った柴田大&コスモフリーゲンのコンビが、ラスト100メートルで必死に粘り込みを図る。後続の蹄音が…