4週間の夏の小倉開催は早くもラストウイークを迎える。小倉日曜メインはサマー2000シリーズ第3戦「第61回小倉記念」(20日、芝2000メートル)。今年は確固たる主役不在の大激戦ムード。ハンデ重賞だけに、3勝クラスを勝ち上がった馬にもチャンスはありそうだ。 実績なら関東馬のエピファニー。24年の小倉大賞典で重賞初制覇を飾り、同年に小倉開催だった中京記念でも2着に好走した。連覇を狙った今年の小倉大賞典もトップハンデタイの58・5キロを背負いながら0秒3差の5着に奮闘。前走の新潟大賞典は15着に敗れたが、得意な小倉を狙った仕上げで反撃ムードが漂う。1週前にはWコースで5F64秒1の好時計をマークし、態勢は整いつつある。関東馬初…