函館5R・新馬戦(芝1800メートル)大げさではなくこの日の函館競馬場はメインではなく、G1・3勝馬ソダシの半妹で同じ白毛のマルガ(須貝、父モーリス)に視線が注がれていた。ゲートが開くと、白い馬体はスッと先頭へ。序盤から1F12秒0前後の軽快なラップを刻む。3角過ぎでサントルドパリが早めに迫ってきたが余力十分に振り切り、3馬身差の楽勝。武豊は「ホッとしました」と第一声。「無理にハナに行ったわけでなく、ストライドが大きいのでね。自分のペースで行けていいと思った」とレースを振り返った。 1分48秒1の勝ち時計は18年ウィクトーリアのタイムを0秒2更新する2歳レコード。武豊は「馬場がいいから」と冷静に語ったが、単勝1・1倍に…