福島競馬の1勝クラスを勝ち上がった3歳馬にSNSでは衝撃が走っている。7月12日の福島7R・3歳上1勝クラス(芝2000メートル=15頭立て)を5馬身差で圧勝したのは、津村明秀騎手とコンビを組んだリアンベーレ(牡3歳、美浦・手塚貴久舎、父キズナ)。春のクラシックには出走できなかったが、2勝目ゲットで牡馬3冠最終戦となる菊花賞出走への道をこじ開けた。 単勝オッズは4・6倍の3番人気。大外の15番枠から外へ寄れる形でスタートを切ると、大きく後方に置かれる厳しい展開を強いられた。向こう正面から徐々にポジションを上げて、3コーナーでは中団まで進出。大外からまくるように上がっていくと、4角5番手で最後の直線を迎えた。鞍上が気合を…