◆第61回七夕賞・G3(7月13日、福島競馬場・芝2000メートル)=7月11日、美浦トレセン 通算で【4 2 1 1】と底を見せないコスモフリーゲン(牡5歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父スクリーンヒーロー)は、坂路を力強く66秒9―16秒2。集中力たっぷりに駆け上がり充実ぶりをうかがわせた。 前走のサンシャインS(3勝クラス)は、逃げ馬を行かせて2番手から、最後の直線できっちり捕らえる“横綱相撲”で昇級を決めた。畠山調教師は「休み明け2戦目で3勝クラスを勝ち上がっての重賞挑戦。前まではメンコを取るとスイッチが入っていたが、今は興奮することもなくなってきて精神面に成長が見られる」と一気の重賞奪取へ期待を込めた。…