20年レパードSの勝ち馬で“白面”という独特のルックスでファンの多かったケンシンコウ(牡8歳、美浦・小西)が、現役を引退することが決まった。小西師が10日、近日中に競走馬登録を抹消し、種牡馬入りする方向で調整していることを明かした。 同馬は先週のジュライSのレース中に故障を発症し、競走を中止。右前肢ハ行の診断を受け、美浦トレセンの厩舎で静養中。小西師は「オーナーの意向もあり、種牡馬入りする方向で話を進めています。8歳までよく頑張ってくれました」と労をねぎらった。しばらく厩舎でケガの様子を見てから退厩する予定だ。 ケンシンコウは、父パイロ、母マトゥリアルカの間に誕生した鹿毛馬で、馬名の由来…