「第29回スパーキングレディーカップ」が9日、川崎競馬場で行われた。2番人気フェブランシェが早め先頭から押し切って優勝。管理する藤田師と共にダートグレードを初制覇した。 最重量58キロを背負った馬とは3キロ差。「55キロの重量を生かしたいと思っていた」と吉原が振り返ったように積極的なレース運びが勝利を呼び寄せた。スタート直後、内から逃げたニシノカシミヤのすぐ外に付けたまでは良かったが、2コーナーを回って向正面に出ると引っかかって行きたがる。最初は抑え込んでいたが、3コーナーで手綱を緩め早めのスパートに切り替えた。結果的にこれが奏功。4コーナーを回り、直線を向いたところで後続との差は5馬身。そこからは右…