◆第61回小倉記念・G3(7月20日、小倉競馬場・芝2000メートル)1週前追い切り=7月9日、栗東トレセン 前走の垂水Sでオープン入りを決めたシェイクユアハート(牡6歳、栗東・宮徹厩舎、父ハーツクライ)は坂路でしまいを伸ばしつつ、52秒8―12秒1をマークした。「ラストはサッと伸ばして。いいんじゃないかな」と宮調教師は納得の表情を浮かべた。 一昨年秋に2勝クラスを勝ち上がった後、3勝クラスでは15戦で2着7回、3着4回。6着以下は1度だけという屈指の安定感を誇っていた。さらに昨年は8戦、今年もすでに5戦を消化しており、実にタフだ。「体調の浮き沈みが少ない。こんな馬はなかなかいない」とトレーナー。超堅実派は重賞でも大崩…