「七夕賞・G3」(13日、福島) 真夏の福島で、その末脚が熱風を切り裂く。リフレーミングが今年もサマー2000シリーズに参戦。前走の中山記念は15着と大敗したが、スタート直後に寄られて万事休す。脚部不安で自己最長の6カ月半の休養明けも影響したか。立て直された7歳馬に好気配が漂っている。 鮫島厩舎の定年解散により今回が転厩初戦。調整は入念に進められてきた。藤野師は「早めに入厩させて、土台づくりからやってきました。脚部不安なので目いっぱいにはやれなかったけど、その分じっくり時間をかけられた」と馬ファーストの姿勢でも、仕上がりには手応えを示す。「気性的にはうるさいと聞いていたけど、周りに馬がい…