今週日曜は福島の名物G3「第61回七夕賞」(サマー2000シリーズ第2戦)が行われる。過去10年で1番人気はわずか1勝。近5年で10万馬券が2度も飛び出している“荒れるハンデ重賞”は、今年も中心馬不在の大混戦。美浦では伏兵バラジに一発ムードが漂っている。 前走メトロポリタンS(芝2400メートル)は7着。だが、鹿戸師に悲観の色はない。「前走は新潟大賞典が除外対象だったのでスライドして臨んだ一戦。少し距離が長かったね」。今回の福島芝2000メートルは、2走前の福島民報杯で僅差2着に好走した相性のいい舞台。「(福島民報杯は)よく頑張ってくれていたからね。重量も前走より1キロ軽くなるし、楽しみですよ」と条件好転を強調する。 坂路…