「七夕賞・G3」(13日、福島) 夏の福島恒例のハンデ重賞。七夕に『重賞V』という願いをかなえるのは、どの馬か-。主役を担うのは屈腱炎から不屈の闘志で復活を果たしたドゥラドーレス。22年菊花賞4着の大器が、6歳で悲願のタイトル奪取へ突き進む。 みちのくの夏、短冊に“重賞初制覇”の願いを託す。大器ドゥラドーレスが七夕賞の主役に名乗りを上げた。 デビュー時からクラシック候補と期待された逸材だが、22年菊花賞4着後に左トモを痛めて4歳時はわずか1戦のみ。さらに右前屈腱炎を発症し、1年以上に及ぶ長期離脱を余儀なくされた。 それでも、不屈の精神でターフに帰ってくると、昨年10月の復帰戦・オクト…