1999年の京都記念を制したエモシオン(父トニービン)が、7月6日に死んだことがわかった。公益財団法人のジャパンスタッドブックインターナショナルが7日、発表した。30歳だった。 エモシオンは1997年の6月にデビューし、翌年のクラシック3冠には全て出走した。日本ダービーこそ9着だったが、皐月賞は4着、菊花賞では3着に善戦。スペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイロー、グラスワンダー、アグネスワールド、エルコンドルパサーなど、同世代には強い馬が多くいた。重賞勝ちは1999年の京都記念のみだが、母が1992年のオークス馬アドラーブルであったことからも、ファンが多い馬だった。 同馬は白井牧場不二ファーム乗馬…