◆第61回七夕賞・G3(7月13日、福島競馬場・芝2000メートル) セブンマジシャン(牡5歳、栗東・高野友和厩舎、父ジャスタウェイ)は格上挑戦でも侮れない。2歳時はホープフルSで6着ながら勝ち馬と0秒4差、京成杯は3着と重賞で一定の結果を残している。 昨年は3勝クラスで6戦して2着3回、3着2回と勝ち切れない競馬が続いていた。今年に入ってからは〈4〉〈4〉〈7〉着で調子を落としていたが、初めてブリンカーを着用した前走の花のみちSで復調気配を示した。ハイペースながら前が残る馬場で、大外枠からラストまでしっかり脚を使って2着。馬具工夫の効果で集中力が増し、初マイルだったが本来の姿に近いパフォーマンスを披露した。 …