7月6日の福島メインレース・ジュライS(3歳上オープン、ダート1700メートル=15頭立て)は、休み明けを問題にしなかったシゲルショウグン(牡5歳、栗東・大橋勇樹厩舎、父モーリス)が、5馬身差の逃げ切りでオープン初勝利を決めた。勝ち時計は1分43秒4(良)。 外枠から果敢に先頭を奪って1コーナーに飛び込むと、直線に入っても余力は十分。みるみるうちに後続とのリードを広げ、逃走劇を完遂させた。田辺裕信騎手は「がむしゃらに走っているわけではなく、心肺能力が高いですね。前走を見ると、この馬らしくないなと思ったが、その前には強い競馬をしていた。小回りや折り合いがどうかと思ったけど、大丈夫でした」と初騎乗Vを振り返った。…