7月6日の函館5R・2歳新馬(芝1800メートル=6頭立て)は、良血馬ショウナンガルフ(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父ハービンジャー)が7馬身差で圧勝。単勝1・3倍の1番人気に応えた。勝ち時計は1分51秒1(稍重)。 スタート直後の3番手から1、2コーナーで2番手へ。4角にかけて逃げ馬に並びかけ、直線に入るとすぐに先頭に立った。ラストの脚いろは別格。ノーステッキのまま、後続との差をどんどん広げた。23年セレクトセール当歳部門において2億1000万円で落札。祖母ミスエーニョは米G1馬で、おばにミスエルテ、ミアネーロ、ショウナンザナドゥと重賞馬が3頭いる血統馬が、衝撃のデビュー勝ちを収めた。 池添謙一騎手は「抜け出してからも…