デビュー30年目の柴田大知騎手が、七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)のコスモフリーゲン(牡5、美浦・畠山吉宏厩舎)で5年ぶりのJRA重賞制覇を狙う。 柴田騎手は77年6月18日、栃木県出身の48歳。96年に美浦・栗田博憲厩舎からデビュー。いわゆる「花の12期生」で、同期には福永祐一調教師や和田竜二騎手、そして双子の兄である柴田未崎元騎手がいる。JRA通算548勝。97年のラジオたんぱ賞のエアガッツで重賞初制覇。しかし、その後は勝利数が伸びず、03年以降は1桁、そして06年と07年は未勝利に終わる。 そんな中、05年から参戦した障害での活躍が、浮上のきっかけとなった。11年の中山グランドジャンプのマジェスティバイオでGI初制覇を果たす…