【競馬人生劇場・平松さとし】 1日の本紙スポニチ紙上でアランカール(牝2歳、栗東・斉藤崇厩舎)に関する記事が掲載された。 今週土曜日、福島競馬場で行われる芝1800メートルの牝馬限定新馬戦。ここでデビューを予定しているのが、このアランカールだ。 父は、2013年の菊花賞(G1)と翌14年のジャパンC(G1)を制したエピファネイア。母は、16年のオークス(G1)を制したシンハライト。さらに血統をさかのぼると、父の父は02、03年に天皇賞・秋(G1)と有馬記念(G1)をそれぞれ連覇したシンボリクリスエス。母の父は、05年の3冠馬であり、史上最強馬とも称されるディープインパクトだ。これだけでも十分に良血と言えるが、さらに興味深いエピソ…