「北九州記念・G3」(6日、小倉) 勢いそのままに2つ目の勲章をつかみ取る。重賞連勝を狙う3歳牝馬アブキールベイが2日、栗東坂路で躍動。馬なりながら軽快な脚取りで駆け上がり、4F54秒4-39秒5-12秒3をマークした。見届けた坂口師は「そんなにやる予定はなかったですし、時計的にも十分です。好調をキープしていると思います」と納得の仕上がりを強調した。 前走の葵Sは中団からスムーズに運べたとはいえ、鮮やかな差し切りで15番人気の低評価を覆した。指揮官は「前走は状態が本当に良かったですし、いい位置で流れに乗って最後もしっかり脚を使ってくれました」と目を細める。使われながら少しずつ馬体重が増えて…