上半期のダート最強馬を決するJpn1「第48回帝王賞」が2日、大井競馬場で行われ、1番人気のJRA所属ミッキーファイトが3角先頭から押し切って快勝。Jpn1初制覇を飾った。JRA勢は11年から帝王賞15連勝。鞍上のクリストフ・ルメール(46)は18年ゴールドドリーム以来となる2勝目。管理する田中博康師(39)は初制覇となった。 夏の大井に新ダート王者が誕生した。引き揚げてきたミッキーファイトの馬上で、ルメールは左手を高々と突き上げた。「いい競馬を期待していた。能力を持っているし、G1レベルの力を見せてくれた。未来のダートのスーパースターホースを見せることができた」。鞍上は奮闘した愛馬に最大限の賛辞を贈った。 スタートを決め…