下半期のスタートも石橋厩舎と「青、桃たすき、桃袖」の勝負服が主役を張る。メイショウソラフネは6度目の重賞挑戦。過去にCBC賞4着や前走シルクロードSの5着があるが、あと一歩タイトルには手が届いていない。だが、北九州記念はビッグチャンス到来の雰囲気が漂っている。 前走後はじっくり5カ月間の充電。これが功を奏した。指揮を執る石橋師は「ひと息入れたのが良かった。馬体を見ていてもいい感じ」と胸を張る。その充実ぶりは数字にも表れている。先月25日の坂路で4F51秒2?1F12秒0。担当の土屋助手は「これまでならあの全体時計で行くと、最後の1Fは12秒ちょっとかかっていたけど、12秒0で我慢できていた。成長を感じる」と証言。確か…