◆第60回北九州記念・G3(7月6日、小倉競馬場・芝1200メートル) 前走の鞍馬Sで約1年5か月ぶりとなるオープン2勝目を挙げたオタルエバー(牡6歳、栗東・中竹和也厩舎、父リオンディーズ)。馬場、展開は向いたが、好位の外めを追走し、直線できっちりと抜け出した。柴田助手は「勝ち方は良かった。勝つときは鮮やかですね。時計がかかったのも良かったのかな」と目を細める。2023年のラピスラズリSは勝ち時計1分7秒8の好タイムで勝利。「中山(のラピスラズリS)は強かったし、時計も速かった」。開幕2週目の小倉の時計勝負にも対応は可能だ。 6月25日は坂路で一杯に追われて50秒8―12秒1と上々の時計をマーク。「状態はずっといいので、…