◆第117回サンクルー大賞・仏G1(現地時間6月29日、サンクルー競馬場・芝2400メートル、稍重) フランス競馬の上半期総決算レースはセン馬4頭、牝馬1頭の5頭立てで行われ、唯一の牝馬で今年の凱旋門賞でも注目を集めるアヴァンチュール(牝4歳、仏・Cフェルラン厩舎、父シーザスターズ)は、2着でG1初制覇ならず。マキシム・ギュイヨン騎手の騎乗で3番手から進め、最後の直線で勝負をかけたが、外から豪快に伸びるカランダカンに押し切られた。アヴァンチュールは昨年の凱旋門賞でブルーストッキングに続く2着。今年に入り、アレフランス賞・G3、コリーダ賞・G2と連勝していた。 今秋の凱旋門賞・G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝…