◆第160回アイリッシュダービー・愛G1(現地時間6月29日、カラ競馬場・芝2400メートル、良) アイルランド伝統のクラシック競走に3歳牡馬10頭が参戦し、前売りオッズで圧倒的1番人気の1・8倍がつくなど注目を集めていたランボーン(エイダン・オブライエン厩舎、父オーストラリア)が、先行して押し切ってV。同じAオブライエン厩舎のシリアスコンテンダー(ギャビン・ライアン騎手=2着)に食い下がられたが、二枚腰を発揮して最後まで先頭を譲らなかった。ロングスパートで逃げ切った前走の英ダービーに続く勝利。英愛ダービー制覇は史上20頭目で、2001年の祖父ガリレオ、2014年の父オーストラリアに続く、父子3代でのW制覇となった。勝ち時計…