夏の国内ダート路線の頂上決戦、第48回帝王賞・Jpn1は7月2日、大井競馬場の2000メートルで行われる。22、23年に連覇したメイショウハリオが同レース史上初の3勝目を目指す。今春の川崎記念を制した8歳馬が、熟練の走りを見せるか注目だ。 強いメイショウハリオが帰ってきた。かつては22、23年の帝王賞を連覇した砂の猛者。昨年はサウジ遠征からの帰国初戦で、態勢が整わず9着だったが、今年は順調に調整を進めての参戦となる。「昨年とは状態が違います」と大林助手は好仕上がりを伝えた。 8歳になり4月の川崎記念で1年10か月ぶりの白星を飾り、Jpn14勝目。「帝王賞まで、あまり間隔が空かないように」と参戦した前走の平安Sは7…