サマー2000シリーズ第1戦のG3「函館記念」は10番人気のヴェローチェエラ(牡4=須貝、父リアルスティール)が4コーナー付近で先頭に立つと、そのまま押し切って1着。4回目の重賞挑戦で初制覇となった。 勝ちタイムの1分57秒6は、1988年8月21日の函館記念でサッカーボーイが記録した1分57秒8を更新するコースレコードだった。 鞍上の佐々木大輔(21)は昨年のサウジアラビアRC(東京)のアルテヴェローチェ以来となる4回目の重賞制覇で、管理する須貝尚介師(59)はチューリップ賞(阪神)のクリノメイ以来今年2回目、通算では53回目の重賞V。函館記念優勝は2020年のアドマイヤジャスタ以来2回目。 2着に6番人気のハヤテノフクノスケ、3着に14番…