6月28日の小倉5R・2歳新馬(九州産、芝1200メートル=14頭立て)は単勝1番人気で幸英明騎手騎乗のカラクニダケ(牡、栗東・谷潔厩舎、父ネロ)が危なげないレースでデビューVを飾った。管理する谷調教師はこの勝利がJRA通算400勝だった。勝ち時計は1分9秒9(良)。 道中は人気を分け合ったウイントッペン(牡、栗東・西園正都厩舎、父エーシントップ)の逃げを見るように2番手からの追走。直線でも2頭で後続を引き離すようなマッチレースになったが、幸騎手の左ステッキに応えるようにしっかりと脚を伸ばし、最後は1馬身1/4差をつける完勝だった。 幸騎手は「人気通り強かったです。前の2着馬もしぶとかったですが、自分の馬の力が上だ…