今月いっぱいで引退すると発表済みの水口優也(34=池江)がラストライドを迎えた。 水口は「最後でも高揚することなく先週と変わらない1週間の流れですよ。セカンドキャリアに向けての引退。名残惜しいけど、すがすがしい気持ちで悔いはありません。無事に楽しく中身の濃いジョッキー人生でした」と笑顔を見せる。 今週は土日いずれも小倉で計6鞍に騎乗。日曜10R・西部日刊スポーツ杯のハリーケーン(牡3=大根田)は昇級初戦の前走洲本特別で逃げて3着に粘った。距離を300メートル延ばし、キャリア9戦目で初の1700メートル起用。「オーナー(田頭勇貴氏)に進言してここへ。距離が持てばチャンスはある。思い入れの強い馬なので結果で応えた…