「兵庫優駿」(26日、園田) 単勝1・0倍の1番人気に推されたオケマルが道中3番手から最終3角先頭で押し切り、デビューから無敗の7連勝で兵庫3歳世代の頂点にたった。8馬身差の2着は2番人気のベラジオドリームが2番手追走から粘り込み、3着には3番人気のキミノハートが逃げ残った。 勝って当然の重圧に陣営はさいなまれたが、渦中のオケマルには馬耳東風だった。他馬を寄せつけない圧勝で、菊水賞に続いて兵庫3冠の2冠目も制覇。「今回はプレッシャーがあった。夏が弱いので、夏負けだけを心配して調整した」と盛本信師。開業16年目で初めて“ダービー”トレーナーの栄誉を手にした。 キミノハートが逃げて、2番手…