かつてGI戦線を見据えられていたジュタロウ(牡6、栗東・秋山真一郎厩舎)が、土曜小倉11Rの博多ステークス(3歳上・3勝クラス・ダ1700m)で約1年ぶりの実戦を迎える。 ジュタロウは父Arrogate、母Bodacious Babe、母の父Mineshaftの血統。父は16年の米G1・BCクラシック、17年の首G1・ドバイワールドCなど、G1を4勝した歴史的名馬。叔母のオーサムリザルトは24年のエンプレス杯、ブリーダーズゴールドC、今年のクイーン賞の覇者で、牝馬ダート路線の中心的存在だ。 ここまで15戦3勝。21年11月のデビュー戦を2秒4差で圧勝し、レース直後には米クラシックへの参戦も噂されたほどだった。しかし、その後は気性が災いするなどして、条件クラスで…