「府中牝馬S・G3」(22日、東京) 最高気温34度。熱風をまともに受けながら、府中の長い直線をセキトバイーストが粘り強い末脚で走り抜いた。「向かい風がきつくて走り切るにはタフな条件。精神力で先頭を走り切ってくれた」と浜中は相棒をたたえた。 向正面で3番手へ上がり、仕掛けたのは直線入り口。前走で得た「追ってからしぶとい」という特徴を生かし、長い直線をフルに使った。コンビ2連勝の浜中は「たまたまいいタイミングで乗せてもらっただけ」と謙遜しながら「ここから弾みがつくでしょうし、今後も楽しみです」と活躍に太鼓判を押した。 四位師は「強かったね」と笑顔。「前走は(京都の)坂の下りを利用できたけ…