歴史に残る名勝負を繰り広げた。英国王室が主催する伝統の開催ロイヤルアスコットは21日、同国南部のアスコット競馬場で最終日(5日目)を迎え、3R・クイーンエリザベス2世ジュビリーSにサトノレーヴ(牡6=堀)が出走。1番人気に支持され、中団から長く脚を使ったが惜しくも半馬身差2着に敗れた。同開催に出走した日本調教馬としては00年キングズスタンドSのアグネスワールドに肩を並べる最高着順。偉業はならなかったが確かな足跡を残した。勝ったラザット(セン4=仏J・レニエ)は昨年モーリスドゲスト賞以来、2度目のG1制覇。同レースのJRA馬券発売はなかった。 日本調教馬のロイヤルアスコット初勝利へ、あともうひと押しだった。サトノレー…