「府中牝馬S・G3」(22日、東京) 今の勢いなら格上挑戦でも十分勝負になる。重賞初制覇へ意欲を燃やすラヴァンダは18日、栗東坂路で最終リハ。ヤマニンチェルキ(3歳オープン)を前に置く形で進み、力強いフットワークで駆け上がって最後は1馬身半先着した。タイムは4F51秒6-36秒5-11秒9。中村師は「調教ではいつも動く馬です。いつも動くので動かなかったら心配になるけど、変わらず順調に来ていますね」と満足そうにうなずいた。 勝ち星こそ遠いが、近況は2、3、2着と堅実。格上挑戦した2走前の阪神牝馬Sでは、上がり最速の末脚で勝ち馬から鼻+鼻差の3着と重賞でも勝ち負けできる走りを見せている。岩田望…