昨年まで秋の東京開催だった「府中牝馬S」は、昨年までのマーメイドSの条件を引き継ぐ形で夏のハンデG3にリニューアル。前走都大路Sでオープン初Vのセキトバイーストが、初タイトルへ軽快な動きを披露した。 単走でゆったりとCWコースを周回したセキトバイースト。その見た目とは裏腹にモニターには6F80秒8?1F11秒2の好時計が表示された。全体時計は自己ベスト。「それだけ状態がいいということ。乗り手も“うなっている”と言っていた」と四位師も満足げだ。三国志に登場する伝説の名馬“赤兎馬”は一日に千里を駆けたというが、栗東のセキトバも手綱を離せば、どこまでも伸びていっただろう。 東京への輸送を控えるため「ふっくらとつ…