「川崎スパーキングスプリント・S3」(17日、川崎) 交流重賞好走のスピードはダテではなかった。単勝1・5倍の支持を受けたエンテレケイアが、貫禄の走りで昨年頭差2着の借りを返し、重賞タイトル4勝目。「第15回習志野きらっとスプリント・S2」(7月30日・船橋)への優先出走権もゲットした。2着に5番人気のティアラフォーカス、連覇を狙った2番人気のプライルードは3着に押し上げるのがやっとだった。 2カ月ぶりの実戦で13キロ増の馬体は明らかに余裕残しだったが、ここではエンテレケイアのスピードが抜けていた。 二の脚をつけて内から行きかけたカプリフレイバーを制して主導権。唯一、ティアラフォーカス…