宝塚記念を制して、晴れてG1馬となったメイショウタバル(牡4歳、栗東・石橋)はレースを終えて、午後8時前に栗東トレセンに帰厩。一夜明けた16日は馬房内で静養した。担当の上籠助手は「元気です。足元の方も問題ないです」と無事を確認してホッとした表情。レースはバスの中で観戦しており「最後はそれ行けっ、頑張れと大声が出ました。(武)豊さんがうまく乗ってくれました」と鞍上の手腕をたたえた。 3歳クラシックでは結果を出せなかったが、古馬になって初戴冠。契機となったのはドバイターフ(5着)で、現地で調教を積んだことで精神面が成長したという。「(松本好雄)会長が追加登録料を払ってくれたのが大きかったです」…