「宝塚記念・G1」(15日、阪神) 春G1ラストを飾るドリームレースを制したのは、7番人気のメイショウタバル。武豊を背に完全にレースを支配すると、文句なしの逃走劇でG1初制覇。13、14年に連覇した父ゴールドシップへ、同レース史上4組目の“親子制覇”というプレゼントを贈った。3馬身差の2着はファン投票1位の意地を見せた1番人気のベラジオオペラ。3着には10番人気の伏兵ジャスティンパレスが食い込んだ。 逃げる逃げる。もう止まらない。さすがとしか言いようのない手綱さばき。武豊とピッタリ呼吸を合わせたメイショウタバルには、勝利への道筋以外見えていなかった。 まさにレジェンドの独壇場だった。ス…