今年からデビューした新種牡馬のポエティックフレアに注目が集まっている。15日に行われた東京5R・2歳新馬(芝1600メートル=10頭立て)は、津村明秀騎手が騎乗した同産駒のリアライズシリウス(牡2歳、美浦・手塚貴久厩舎)が7馬身差で逃げ切り圧勝。JRAでは4頭目の出走で産駒初勝利となった。 ポエティックフレアは現役時代に21年の英2000ギニー、セントジェームズパレスSでG1・2勝を挙げる名マイラー。翌年から社台スタリオンステーションで種牡馬入りした。初年度は108頭に種付けしたものの、受胎率が悪かったため生産頭数は38頭に低迷。23年も種付け頭数が66頭に対して、生産頭数は20頭と落ち込み、シンジケートも解散している。 …