ダートの怪物候補が無傷の5連勝でオープン特別もクリアした。6月14日の阪神11R・三宮S(リステッド、ダート1800メートル=13頭立て)は、単勝1・6倍のダブルハートボンド(牝4歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)が坂井瑠星騎手を背に首差で勝利。デビューから連勝を「5」に伸ばした。勝ち時計は1分50秒0(重)。 12番枠からスムーズにスタートを切ると、先頭をうかがう勢いで2番手を確保。直線半ばで逃げたレアンダーをつかまえて先頭に躍り出ると、外から追い上げてきたヴァンヤールを首差で振り切り、5連勝を達成した。 同馬は昨年8月の中京でデビュー・経験馬相手の未勝利戦を6馬身差で圧倒すると、続く1勝クラスは後続に1秒9差…