20年に無敗の3冠馬となり、昨年は顕彰馬に選出されたコントレイルの初年度産駒が、いよいよデビューを迎える。15日の東京5R(芝1600メートル)にはユマハム(牡、美浦・田中博厩舎)が横山典の手綱でスタンバイ。22年の菊花賞馬アスクビクターモアを半兄にもち、24年セレクトセール1歳馬セッションで2億5000万円の高値で落札された期待馬だ。 当初はハミ受けに課題がありデビューも未定だったが、一歩ずつ改善。山崎助手は「1か月くらいかかりましたが良くなりました。それに伴い、いいトレーニングができるようになり馬体も良くなっています」と手応えを口にする。12日の追い切りでも鞍上を背に美浦・Wコースで5ハロン66秒2―11秒0の猛時計…