「宝塚記念・G1」(15日、阪神) 11日の美浦トレセンは朝から雨。じめじめとして不快な気候のなか、23年の菊花賞馬ドゥレッツァがパワフルな走りを披露した。美浦Wで単走。馬なりで負荷は少なくても、推進力は抜群。直線もぐんぐん伸びて、6F82秒9-37秒2-11秒6と万全の態勢をアピールした。 海外遠征帰り初戦。尾関師は「パンプアップしてきた時と比べたら少しすっきりしていたけど、しっかり回復して馬体面に問題ないですね」と順調さを伝える。美浦Wでの1週前追いでは僚馬を完全に子供扱いした。「ジョッキーが乗って折り合いをつけてもらい、その分が最後の反応に出たと思います」。横山武とは23年4月の山吹…